腎臓病とリンの関係について

高齢のネコちゃんワンちゃんが多くかかると言われている腎臓病にリンが関わっているのはご存じでしたか? 今回は腎臓病とリンの関係についてお話していこうと思います。 【腎臓病とリンの関係】 リンはカルシウムと結合することで、歯や骨を丈夫に作ってくれる大切な栄養素です。 ですが腎臓病の子は、リンを尿と一緒に排出することが難しくなり、血中のリンが増え「高リン血症」となります。 高リン血症は食欲不振や嘔吐を引き起こすことがあり、リンがカルシウムと結合して血管や腎臓で石灰化を起こし腎臓病を悪化させるおそれがります。 反対にリンが少なすぎると、食欲不振・体重減少・溶血性貧血・皮膚病など様々な病気を発症する原因になるため、リンのバランスをとることが大切です。 【リンのバランスをとるには】 今回紹介する商品「リンケア」はリンを排出してくれるサプリです。 この商品は体内のリンを吸着し、便と一緒に排出させることでリンの蓄積を防ぎます。 腎臓病の子にはリンの含有量が少ない療法食がオススメですが、中には療法食が苦手な子もいます。 そんなネコちゃん、ワンちゃんにオススメしたいのが今回の商品です。 この商品は1日1回フードに振りかけるだけで、リンを抑えることができるため、フードの種類を問いません。 他にも腎臓は「赤血球を作ってほしい」と指令を出すホルモンを出します。 しかし腎機能が低下すると、ホルモンの分泌も減り赤血球が減っていくため、貧血を起こします。 リンケアには鉄成分も含まれているため、貧血の子にもオススメな商品です。 腎臓の状態に合わせてサプリを摂取することが大切です。 血液検査を行い腎臓の数値を評価したうえでサプリを始めていくか獣医師と相談しましょう。