梅雨の時期から気をつけたい熱中症と皮膚病について

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今年も梅雨がやってきました! 湿度が高く、菌が繁殖しやすい梅雨の時期は「耳や指の間」など蒸れやすい箇所は注意が必要です。 また湿度が高いため熱中症になるリスクもあります。 今回は梅雨に注意したい皮膚病と熱中症についてお話したいと思います。 【外耳炎】 外耳炎は気温や湿度が高くなると発症する子が多くなり、一度発症すると慢性化しやすい病気です。 特に垂れ耳の子や耳毛が生えている子は、蒸れやすいため外耳炎に注意しましょう。 〇症状 「耳が赤くなり腫れる・黒い耳垢がでる・痒がる・耳が臭う」などの症状が出た場合は外耳炎が起きている可能性が高いため、早めの受診をおすすめします。 ご自宅での外耳炎予防として週に1回の耳洗浄を推奨しています。 詳しい外耳炎の原因や予防法も掲載しているので是非一緒にご覧ください。 【指間皮膚炎】 肉球の間に炎症が生じる皮膚トラブルの一つです。 特に足裏は湿度が高く、汚れや細菌が蓄積しやすい場所な為、梅雨の時期は炎症や痒みを引き起こしやすい箇所です。 雨の日のお散歩が終わった際やシャンプー後は、肉球の間もよく乾かすことが大切です。 〇症状 「赤く腫れる・肉球を舐めたり、噛んだりする」などの症状が挙げられます。 舐めたり噛んだりすることで炎症が起き、新たな感染症を引き起こす可能性があるため、症状が出た際には早めの受診をおすすめします。 【熱中症】 室温がそれほど高くなくても、湿度が高いと熱中症になることがあります。 熱中症は、気温だけでなく湿度にも関係があるので、高温多湿になる梅雨から注意が必要です。 エアコンをつける際は室温を下げるだけでなく除湿も行うと、より効果的に室内の温度を下げることができます。 〇症状 「ぐったりした様子・激しいパンティング・体温の上昇(40℃以上)・よだれが多くなる」などが挙げられます。 さらに進行すると「チアノーゼ(口腔内や舌の色が青紫色になる)・嘔吐・下痢・発作」などの症状が現れます。 熱中症は最悪死に至ることもあるため、梅雨の時期からしっかり対策をすることが大切です。 熱中症に関する詳しい対策も掲載しているので是非一緒にご覧ください。 〇応急処置 室内の温度を下げ、体に水をかけ冷やします。 首・脇の下・鼠径部(太ももの付け根部分)は太い血管が走っているため保冷剤をあて体温を下げます。 熱中症は命を落とすこともあるため、応急処置をしながら病院にすぐ搬送してください。